玉井宏幸税理士事務所


前期と当期を比較(同月・同期間の累計額を比較)
まず、前期と当期(できれば過去5期)のそれぞれの期の期首から同月までの期間の累計額の比較します。
前期と比較すると企業の取引環境や業態の変化を的確に把握できます。
欠点がたくさん見つかり反省材料に事欠きません。
下記の例は前期と売上高は同じなのに従業員をリストラで減らしたために給料手当は減少したが、人手不足を補うために外注に頼り過ぎてリストラが失敗しかえって外注費が急増して大きな赤字になったと言うことが分かります。
実際には勘定科目がもっと多いのでたくさんのことが分析できます。
さらに取引先別推移表のように売上先別・仕入先別・外注先別の取引先ごとについて前年対比をするとさらに的確な反省点がはっきりして来ます。
これらの反省点を改善するための対策をに立てて行きます。
これは経営に絶対不可欠な分析です。


勘 定 科 目 前期10ヶ月間 当期10ヶ月間 差額
売 上 高 600,000 600,000 0
材料仕入高 200,000 150,000 -50,000
外注加工費 200,000 350,000 150,000
粗  利 200,000 100,000 ▲100,000
役 員 報 酬 12,000 12,000 0
給 料 手 当 150,000 140,000 20,000
税引前利益 38,000 ▲52,000 ▲90,000
法人税住民税 19,000 0 ▲19,000
当期利益 19,000 ▲52,000 ▲71,000



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