玉井宏幸税理士事務所


部門別分析(部課別あるいは営業所別や工事現場別に業績を比較)
企業が、どの部門でどれぐらいの利益を出しているのか、あるいは損失を出しているのかをと特定するためには部門別分析が必要です。
部門別でなくても、業種を複数兼業している場合は業種別にしたり、営業所が複数ある場合は営業所別にしたりします。
部門別に分析していけば企業の弱点である部門(業種・営業所)が浮き彫りになります。
利益が予想以上である部門に対しては何が良かったのか、逆に悪い部門は何故悪いのかを検討し弱点を減らしていけば、確実に経営は良くなり、進むべき方向が見えてきます。
会社全体の合計しか分からない試算表では,何処に欠陥があるか分かりません。
部門別損益計算書と月次推移表を組み合わせた部門別+月次推移表を作成することも有効で経営計画の策定に役立ちます。


         A部門   B部門   C部門
T売 上 高  10,000 13,000  9,000
U売上原価   8,000 12,000  6,000
売上総利益  2,000  1,000  3,000
V販管費
役員報酬      300    300    300
給料手当      800    800    800
賞与手当        0      0    200
法定福利費    100    100    100
福利厚生費      50     80     30
交際費      100    150     70
広告宣伝費      70    100     50
修繕費       60     90     40
消耗品費       40     50     30
販管費合計   1,520  1,670  1,620
営業利益     480  △ 670  1,380
W営業外費用
支払利息       100    200     80
当期利益       380  △ 870  1,300



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