玉井宏幸税理士事務所

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取引先別の取引金額推移表
取引先別推移表とは下記のようなイメージですが単純化したイメージですので、実際企業で作成する表は取引先の数だけ増えます。
得意先Aは、急激に落ち込んでいますが、何故買ってくれなくなったか原因を追求しなければなりません。
原因が商品の品質に問題があるのか、社員の営業方法が悪いのか、他の原因か。
得意先Cの売上が伸びていますが、何故伸びているのか原因を探る必要があります。
単なる季節的要因の場合もありますが、
千載一遇の売り込むチャンスかも知れません。
2月の売上高合計と仕入高合計が1,300万円で同額となっていますが、給料や経費を払うと大幅な赤字になるので早急に原因を検討する必要があります。
過剰在庫・社員による発注ミス・社員による商品の横流しなど直ぐに検討しなければ手遅れになることもあります。
売上高・仕入高・外注費・製造原価・役員報酬・給料手当・販売管理費の主要科目についても取引先別・役員別・社員別に検討をして行きます。
最後にその結果、何故利益がでたのか、どうして損失がでたのか原因を分析することです。
この分析を毎月すれば企業環境の変化に迅速に対応でき成長を維持できます。

売上先

得意先名 1月 2月 3月
得意先 A 20,000 7,000 5,000
得意先 B 3,000 4,000 6,000
得意先 C 1,000 2,000 10,000
売上高合計 24,000 13,000 21,000


売上先
仕入先名 1月 2月 3月
仕入先 D 10,000 5,000 8,000
仕入先 E 3,000 6,000 5,000
仕入先 F 5,000 2,000 3,000
仕入高合計 18,000 13,000 16,000

売上先

販売管理費 5,000 4,000 5,000
利益・損失 1,000 −4,000 0


2月の売上高の急減は大きな不安定要素。原因分析して緊急に対策を要する
2月の仕入高合計が異常に大きい原因を検討。過剰在庫・発注ミスか検討する。

修繕費 燃料費 動力費 通信費 など

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